『吉野ヶ里さんぽ vol.168』~いきもの情報 昆虫編⑩~
なんとなく茶色いレンガの壁に目を向けると、違和感を覚えました。小さな枝のようなものが張り付いています。
Woo-hoo!
すぐに私が探し続けていた昆虫であることがわかりました。
この環境であれば、おそらく生息しているだろう!と思って、昨年からずっと探しておりました。何を探していたのか?と言いますと、「コカマキリ」でございます。
このカマキリの特徴は、名前のとおり小さい。そして、前脚(カマ)の内側に黒い模様が入っています。このワンポイントがとてもオシャレなのです。
カマキリは全国的に数を減らしています。カマキリたちが生きていくためには、食べ物となる昆虫たちが溢れる豊かな自然環境が必要となります。環境が悪化すると、姿を消していくのは食物連鎖の上位に位置する生きものたちなのです。そのカマキリの中でもコカマキリは、特に減ってしまったと私は思います。ネットで情報を拾うと豊かな草地がたくさん残る佐賀県内では、普通に見られる種類だそうです。
本当にそうなのだろうか?
コカマキリに出会ったのは本当に久しぶり!最後に見つけたのは20年以上も前のことです。今回は♂でしたが、お腹のぷくぷくした♀にも出会いたいので、引き続き、探してみようと思います。暖かい佐賀では11月初めごろまで活動していると思われます。

撮影日/2026.10.05 撮影場所/東口
レンガの色合いに似ているため、気にしていないと見つからない。太陽光が反射すると、複眼が美しいピンク色に染まります。

カメラを近づけると、首をくるりと回して臨戦態勢に入ります。
色合いは、写真のような明るい茶色から焦げ茶がほとんどですが、稀に緑色のコカマキリも出現します。