『吉野ヶ里さんぽ vol.157』
強い陽ざしが照り付ける弥生のクニでは、夏を彩る草花が美しく咲いています。
◆コオニユリ(ユリ科)
場所:環壕入口・祭りの広場
夏空に鮮やかな橙色の花が夏の風景に彩を添えています。花弁が強く反り、雄しべと雌しべが外に突き出しているのが特徴です。生い茂る草原からすっと伸びる花姿は、力強い生命力を感じさせてくれます。

◆キキョウ(キキョウ科)
場所:祭りの広場
秋の七草の一つで、古くから親しまれてきた植物です。薄紫色の星型の花が美しく、つぼみは紙風船のように膨らみます。この特徴から、英名では“Balloon flower”と呼ばれています。

◆ヘクソカズラ(アカネ科)
場所:南内郭
城柵につるを絡ませながら伸び、ラッパ型の小さな花を咲かせています。小花の先端は5つに裂け、中心の赤紫色がワンポイントです。葉や茎を揉むと独特の臭いを放つことから、ヘクソカズラという名前がつけられました。

◆ヤブミョウガ(ツユクサ科)
場所:環壕入口散策路
木々に囲まれた散策路沿いに群生しています。上品な白い小花が段状に並び、次々に開花していきます。1つの小花は1日で終わりを迎えます(1日花)。
