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『吉野ヶ里さんぽ vol.153』

爽やかな青空の下、初夏に咲く草花が各所で増え、弥生の風景に彩を添えています。

◆ヤマボウシ(ミズキ科)

場所:東口・祭りの広場 

白い花びらに見える部分は、実は花序(花の集まり)を保護する苞葉(ほうよう)です。この中心にある、小さな緑色の粒々が花という意外な特徴があります。枝葉の上に雪が降り積もるように、一面に咲く姿が涼しげで、初夏を代表する花木です。

 

◆ウツボグサ(シソ科)

場所:南内郭・環壕入口・南のムラ 

各所でウツボグサの開花が始まりました。緑の草原から鮮やかな紫色の花が顔をだし、良く目立ちます。真夏になると、花穂部は次第に立ち枯れたような茶褐色へ変化します。この花姿から「夏枯草(カコソウ)」とも呼ばれています。

 

◆クリ(ブナ科)

場所:園内各所 

秋に美味しい実をたくさんつけるクリ、皆さんはどんな花が咲くのか知っていますか?今の季節は、白くふわふわの穂状の花が木を覆うように咲いています。遠くからでも目立つ穂状の部分は雄花で、付け根にある、イガイガした球状の部分に雌花があります。独特な花の匂いで好みが分かれます。筆者は湿度が高いむわっとした日に、この匂いを強く感じます。そして、雨の匂いと重なります。