『吉野ヶ里さんぽ vol.140』~みちくさ『赤い実編』~
吉野ヶ里では一年を通して野鳥や小動物などの貴重な食料にもなる色とりどりの可愛らしい実がたくさんなります。今回はその中でも目を引く“赤い実”をピックアップして一部ご紹介します。
◆クサイチゴ(バラ科)
場所;園内各所
時期;5月~6月
生食も可能ですが、ジャムやシロップで使われることもある甘い実です。

◆ヘビイチゴ(バラ科)
場所;園内各所
時期;5月~6月
毒はないですが美味しくありません。

◆ナワシロイチゴ(バラ科)
場所;南のムラ
時期;6月~7月
クサイチゴ等と同じ、ジャムやシロップで食べられることができます。

◆フユイチゴ(バラ科)
場所;古代植物の森
時期;11月~1月
小さいですが食べると甘酸っぱくて美味しいです。

◆ベニバスモモ(バラ科)
場所;祭りの広場
時期;7月
ピンポン玉くらいの大きさです。完熟しないととても酸っぱいです。

◆ナワシログミ(グミ科)
場所;園内各所
時期;5月~6月
十分に熟さないと強い渋みがあります。完熟するとジャムや果実酒に使われることがあります。

◆アキグミ(グミ科)
場所;南内郭・倉と市・古代植物の森
時期;9月~12月
小さい実は、生で食べると渋みが強いです。ジャムやシロップに加工して食べることが多いです。

◆ヤブコウジ(サクラソウ科)
場所;環壕入口
時期;10月~3月
十両(じゅうりょう)とも呼ばれ、縁起のいい植物です。

◆マンリョウ(サクラソウ科)
場所;北内郭北側・環壕入口
時期;11月~2月
葉の下に実をつけるので見つけにくいですが、ヤブコウジ同様お正月飾りにも使われる縁起のいい植物です。

◆クロガネモチ(モチノキ科)
場所;園内各所
時期;10月~1月
実のつく時期が長く、冬の吉野ヶ里を鮮やかに彩ってくれます。

◆ナナミノキ(モチノキ科)
場所;古代植物の森
時期;10月~12月
明るい緑色の葉と鮮やかな赤い実のコントラストが美しい植物です。

◆ゴンズイ(ミツバウツギ科)
場所;古代植物の森
時期;9月~11月
袋状の赤い実が裂け、中から光沢のある黒い種子が顔を覗かせると、遠くからでもよく目立ちます。

◆タンキリマメ(マメ科)
場所;環壕入口
時期;10月~11月
ゴンズイと比べてとても小さいですが。朱色の袋状の莢が裂けて黒い種が顔を覗かせて可愛らしいです。

◆シロダモ(クスノキ科)
場所;古代植物の森
時期;10月~11月
シロダモの雌(めす)の木は秋に花が咲き、一年かけて翌年の秋に実が赤く熟します。花と実が同時に見られることがある珍しい植物です。

◆ヤマモモ(ヤマモモ科)
場所;南のムラ
時期;6月~7月
ヤマモモの種は大きいため、食べられる実の部分は少ないですが甘酸っぱく美味しいです。ジャムやジュース等に加工して食べることもあります。

◆カラスウリ(ウリ科)
場所;北墳丘墓
時期;10月~12月
楕円形の赤く熟した実は遠くからでも良く目立ちます。

◆ガマズミ(ガマズミ科)
場所;祭りの広場
時期;9月~12月
秋になると真っ赤に色づき、野鳥の貴重な食料になります。

◆モッコク(モッコク科)
場所;南のムラ
時期;10月~11月
熟すと赤い実が裂け中からさらに鮮やかな紅色の種が出てきます。野鳥も好んで食べます。

◆ツリバナ(ニシキギ科)
場所;古代植物の森
時期;9月~11月
名前の通り細い枝から吊り下がるように赤い実をつけています。赤い実が熟して5つに裂け、中から朱色の種が出てきます。

※園内植物の採取はご遠慮いただいております。園内の実は鑑賞して頂くようお願い致します。