『吉野ヶ里さんぽ vol.132』
気温の低下とともに弥生のクニでは紅(あか)ソバをはじめとする色鮮やかな草花が彩を添えています。
◆ソバ(紅(あか)ソバ・タデ科)
場所:祭りの広場
抜けるような青空にルビーの宝石のような紅(あか)ソバとのコントラストをお楽しみいただけます。11/1(土)・2(日)には「蕎麦のそばカフェ」を開催しました。園内産の蕎麦粉を使ったかけ蕎麦やポン菓子の振る舞い、クッキーづくりやソバの花の箸置きづくり等、一面広がる紅(あか)ソバ畑の横で多くのお客様に楽しんで頂けました。


◆シロバナサクラタデ(タデ科)
場所:倉と市・北墳丘墓
秋風に揺れて高く伸びた細い花茎の先についた白い小花が上品に咲いています。

◆ヨメナ(キク科)
場所:園内各所
足元で薄紫色の可憐な花が咲き、優しい花姿に癒されます。

◆リンドウ(リンドウ科)
場所:南のムラ・北墳丘墓
草むらの中で釣鐘型の花が上向きに咲いています。深い青紫色の花色に趣を感じます。

◆ナワシログミ(グミ科)
場所:園内各所
小さくて目立ちにくいですが周囲に甘い香りを漂わせながら釣鐘状の花をひっそりと咲かせています。

◆ジュウガツザクラ(バラ科)
場所:東口
春と秋から冬にかけて咲く二季咲きのサクラです。花数は多くないですが可憐な花に趣を感じます。

◆ガマズミ(ガマズミ科)
場所:祭りの広場
小さな可愛らしい赤い実がたくさん実っています。秋に熟す実は食用にもなり野鳥たちにとってもごちそうです。

◆ススキ(イネ科)
場所:園内各所
秋の七草の一つで尾花とも言われています。ふわふわの穂が秋の陽ざしに照らされて美しい秋の風景を創り出しています。
