『吉野ヶ里さんぽ vol.119』
ギラギラと照り付ける太陽の光をいっぱいに浴びながら夏の吉野ヶ里を彩る草花が健気に咲いています。
◆大賀ハス(ハス科)
場所:倉と市ハス池
つぼみも多く上がり開花が増えて見頃を迎えています。甘い香りを漂わせながら桃色の大輪の花が咲き誇り、生命のエネルギーを感じます。
◆ヨメナ(キク科)
場所:南のムラ
薄紫色の可憐な花が咲いています。優しい色合いに心が和みます。
◆ミゾカクシ(キキョウ科)
場所:水田
白い小さな花が水田の畔の湿った場所で咲いています。畔に莚(ムシロ)を敷いたように広がることから、アゼムシロといいう別名もあります。
◆ヘクソカズラ(アカネ科)
場所:南内郭
中心部の紅赤色のワンポイントが可愛らしい白い小花です。葉や茎を揉むと悪臭を放ちます。
◆カラスウリ(ウリ科)
場所:南内郭
カラスウリは夜に開花し朝にはしぼんでしまう一夜限りの儚い花です。真っ白な花はとても繊細で幻想的な美しさに思わず目を奪われます。
古代の森体験館では夏の風物詩であるグリーンカーテンが青空に向かってのびのびとツルを伸ばしています。カラフルでユニークな花や実が葉っぱの陰から覗いて見えます。
◆アサガオ(ヒルガオ科)
古くから親しまれる夏を代表する花です。昼頃まで開花する品種を植栽しています。
◆ヨルガオ(ヒルガオ科)
夕方から真っ白な花を咲かせます。つぼみはまるでソフトクリームのような形でとても可愛らしいです。
◆ヘチマ(ウリ科)
上を見上げると鮮やかな黄色い花がいっぱいに咲いています。
◆ヒョウタン(ウリ科)
実は食用ではありませんが独特な形で装飾品等に加工されていて、昔から人々の身近にある植物です。花は白色でとても上品です。
◆おもちゃカボチャ(ウリ科)
色も形も個性的で、見ていて楽しい気分にさせてくれるユニークなカボチャが実っています。