『吉野ヶ里さんぽ vol.117』
ギラギラと日差しが照り付ける猛暑日が続いていますが、夏の吉野ヶ里を彩る草花が健気に咲いています。
◆大賀ハス(ハス科)
場所:倉と市ハス池
今年4月に池全体の植替え作業を行い生育途中ですが、つぼみも多く上がり開花が増えてきました。大輪の桃色の花が甘い香りを漂わせながら美しく咲いています。
◆キキョウ(キキョウ科)
場所:中のムラ・祭りの広場
美しい青紫色の星型の花が緑の草原からスッと立ちあがって咲いています。秋の七草の一つで、古来より人々に親しまれている花です。
◆ヒナギキョウ(キキョウ科)
場所:南のムラ
足元で薄紫色の星型の花が健気に咲いています。小さいですが何度草を刈られても咲き誇る力強さもあります。
◆コオニユリ(ユリ科)
場所:中のムラ・環壕入口
雄しべと雌しべが突き出し花弁が反り返る独特な花姿です。鮮やかな橙色が夏空に映え、とても美しいです。
◆ツユクサ(ツユクサ科)
場所:園内各所
朝早くに咲き、昼にはしぼんでしまう一日花です。鮮やかな青い花が一際目を惹きます。
◆ヤブミョウガ(ツユクサ科)
場所:環壕入口・祭りの広場
スッと立ちあがった茎の先に真っ白な小花をつけて咲いています。花は1日花ですが次々に開花しています。
◆リョウブ(リョウブ科)
場所:祭りの広場
風に吹かれてふわふわと白い花を穂状に咲かせています。
◆オオキツネノカミソリ(ヒガンバナ科)
場所:逆茂木・西口
オオキツネノカミソリの開花が始まりました。雄しべが花弁より長く突き出ているのが特徴で、鮮やかな橙色の花が目立ちます。