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『吉野ヶ里さんぽ vol.112』

吉野ヶ里の初夏の風物詩であるベニバナが見頃を迎えています。季節の草花とともに、初夏の美しい弥生の風景を創り出しています。

◆ベニバナ(キク科)

場所:祭りの広場

ベニバナが見頃を迎えています。鮮やかな黄色が青空に映え、弥生の風景に彩を添えています。見頃の期間は約1週間程度です。ベニバナ関連イベントとして、22日(日)まで『ベニバナ見に行く?紅花Week!』を開催中です。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.yoshinogari.jp/news/2025/2025_06_01.html

 

◆オカトラノオ(サクラソウ科)

場所:南のムラ・逆茂木

花穂の先が虎の尾のように垂れ下がる特徴的な花姿が名前の由来と言われています。純白の小さな花が密集して咲いている姿は上品です。

 

◆カワラナデシコ(ナデシコ科)

場所:南のムラ・中のムラ

秋の七草の一つで、花弁には深い切れ込みがあります。可愛らしい桃色の花ですが、凛と立ち上がって咲く姿は品があります。

 

◆ヒナギキョウ(キキョウ科)

場所:環壕入口・南のムラ

陽当たりの良い場所で薄紫色の星型の花が咲いています。小さくて儚げですが、どれだけ刈っても何度も花を咲かせる力強さも持ち合わせています。

 

◆キキョウ(キキョウ科)

場所:中のムラ

星形の濃紫色の花が艶やかに咲いています。

 

◆ツユクサ(ツユクサ科)

場所:南内郭

小さいですが鮮やかな青色で美しい花です。早朝に咲き、昼にはしぼんでしまう短命花です。

 

◆ネジバナ(ラン科)

場所:南のムラ

ネジバナの開花が始まりました。すっと立ち上がった茎の先に桃色の小さな可愛らしい花をらせん状に咲かせています。個体によって右巻きと左巻きの両方があります。

 

◆ネムノキ(マメ科)

場所:南のムラ・環壕入口

夜になると葉が合わさって閉じて眠るように見えること名前の由来となっています。甘い香りを漂わせながら薄桃色の花が咲き乱れ、遠くから見ると樹木全体がピンク色に色づいて見えます。