『吉野ヶ里さんぽ vol.110』
ふわふわとしたチガヤの穂が風に揺れ、穏やかに時が流れる、懐かしい原風景を作り出しています。初夏の花とともにゆっくりとした時間を過ごしてみませんか。
◆チガヤ(イネ科)
場所:園内各所
白銀色の穂がフワフワと風に揺れ、美しい風景を作り出しています。
◆ウツボグサ(シソ科)
場所:園内各所
園内各所でウツボグサの開花が増えてきました。草原の中から紫色の可愛らしい花が顔を出して咲いています。
◆オカトラノオ(サクラソウ科)
場所:南のムラ
オカトラノオの開花が始まりました。密集して白い小さな花が咲き、揃ってうつむく花姿は風情があります。
◆ヒナギキョウ(キキョウ科)
場所:環壕入口・南のムラ
陽当たりの良い場所で薄紫色の小さな星型の花が咲いています。
◆オオバギボウシ(キジカクシ科)
場所:東口
半日陰など、強い日差しが当たらない場所で白色の花が優雅に咲いています。花はラッパのような形をしていて、とても上品です。
◆シモツケ(バラ科)
場所:環壕入口
枝先に小さな花がたくさん集まって咲いています。鮮やかな桃色の花がもこもこと咲いている姿は可愛らしく、環壕入口にて皆さんをお出迎えします。
◆ヤマボウシ(ミズキ科)
場所:祭りの広場・古代の森・東口
白い花びらに見えるのは、花序を保護する苞葉です。涼し気な花姿は風情があります。
◆タイサンボク(モクレン科)
場所:東口
大輪の純白の花が華やかに咲いています。香りがよく、光沢のある深緑の葉とのコントラストが美しいです。今年は低い位置でも開花しており、花をより近くでご覧いただけます。
◆チシャノキ(ムラサキ科)
場所:倉と市
枝先に白い小さな花を多数咲かせています。若葉の味がチシャ(レタス類)に似ていることが名前の由来と言われています。葉や樹皮がカキノキに似ていることから別名カキノキダマシとも言われます。
◆ネズミモチ(モクセイ科)
場所:園内各所
秋に実る紫黒色の実がネズミの糞に似ていることが名前の由来と言われています。白く可愛らしい花をたくさん咲かせています。
◆コムギ(イネ科)
場所:南のムラ
コムギの穂が風になびいて麦秋の風景が広がっています。収穫適期を迎え、6月7日(土)8日(日)にはコムギの収穫体験のイベントを予定しています。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.yoshinogari.jp/event/komugi-shukaku-3.html