『吉野ヶ里さんぽ vol.84』
吉野ヶ里では季節の草花だけでなく、どんぐりをはじめ、いろんな木の実が実り、園内には小さな秋がたくさん散りばめられています。
◆紅ソバ(タデ科)
場所:祭りの広場
気温の低下とともに紅色の花が色濃く染まり、一面に広がっています。可憐な花をご覧いただけるのはあと1週間ほどです。
◆ヨメナ(キク科)
場所:園内各所
緑の草むらの中で、優しい薄紫色の花が可憐に咲いています。
◆ツワブキ(キク科)
場所:環壕入口
開花が増えてきました。陽が当たらない、木々の足元で鮮やかな黄色の花がひときわ目立ちます。
◆リンドウ(リンドウ科)
場所:南のムラ・北内郭北側
枯れゆく草地に深みある青紫色の花が目を引きます。薬として利用されるなど古来より人々に愛されています。
◆ナワシログミ(グミ科)
場所:祭りの広場
甘い香りを漂わせながらクリーム色の小さな花を咲かせています。
◆白ソバ収穫体験
場所:南のムラ
10月上旬に純白の花を咲かせていたソバの実を収穫するイベントを開催しました。ソバの実を収穫し、精選、石臼を使って粉挽き、最後は挽いたソバ粉でクレープを作り、吉野ヶ里産のはちみつとあんこをトッピングして食べていただきました。収穫から食べるまでの一連の流れで、吉野ヶ里の秋を楽しんでいただきました。