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『吉野ヶ里さんぽ~vol.16』

初夏の花の開花が増えてきました。季節の移り変わりと共に、弥生の風景も変化してきました。

◆ウツボグサ(シソ科)

場所:園内各所

まっすぐ伸びた茎の先端に紫色の花穂がとても綺麗です。園内各所で開花が見られます。

◆シモツケ(バラ科)

場所:園内各所

紅色の小さな花を枝先にたくさんつけています。濃い紅色が弥生の風景に彩りを添えています。

◆テイカカズラ(キョウチクトウ科) 

場所:甕棺墓列

つる性の花木で、他の木に絡みながら上に這い上がっていきます。小花をたくさんつけて咲いています。花には香りがあり、近くでは甘い香りが漂っています。

◆ドクダミ(ドクダミ科)

場所:古代の森・環壕入口

林床で広く開花が見られます。茎や葉に独特の匂いがあります。

◆ヒナギキョウ(キキョウ科)

場所:園内各所

とても小さいですが、紫色のキキョウに似た愛らしい花を咲かせています。

◆ネムノキ(マメ科)

場所:南のムラ

開花が始まりました。ネムノキは園内各所にあるので、これから順次開花が進んでいきます。

◆チガヤ(イネ科)

場所:園内各所

4月の終わりから穂をつけ始めたチガヤは、穂が綿毛のようにほぐれてきました。フワフワと風に揺れてとても綺麗です。

園内を散歩していたら、ヒバリの子育てに出会いました。季節の花や野鳥との出会いを楽しみながらゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがですか

◆ヒバリ(スズメ目ヒバリ科)

春の鳥として親しまれるヒバリ。陽気なさえずりを響かせながら空を舞います。ヒバリは開けた草地や麦畑に生息しており、地面に巣を作り子育てします。今は繁殖期にあたり、偶然、園内の芝生広場で子育てしているヒバリを発見!無事巣立っていくことを願って見守っています。