特別企画展「よみがえる邪馬台国」のお知らせ

特別企画展「よみがえる邪馬台国」
倭人伝のクニを探るⅦ　一支国と土佐のクニ

令和7年度の特別企画展「よみがえる邪馬台国」を9月20日（土）より開催します。

17回目となる今年は「一支国」に想定される長崎県壱岐市と、四国の土佐地域の遺跡群を取り上げ、それらと吉野ヶ里遺跡との内容を比較しながら邪馬台国の謎に迫ります。

開催概要

期間／2025年9月20日（土）～11月9日（日）
時間／9：00～17：00
場所／吉野ヶ里歴史公園（佐賀県神埼郡吉野ヶ里町田手1843）
　　　東口・歴史公園センター「多目的ルーム」
　　　佐賀県吉野ヶ里遺跡展示室（吉野ヶ里歴史公園内）
料金／観覧無料（入園料、駐車料は別途）

今回のテーマについて

「魏志倭人伝」の時代の遺物、資料から地域に存在したクニの特色を探るシリーズ「倭人伝のクニを探る」の第7弾「一支国と土佐のクニ」。

今回の展示では、弥生時代の中国大陸や朝鮮半島との対外交渉に重要な役割を果たした「一支国」の国都と考えられ、多数の竪穴建物跡や掘立柱建物跡が確認されている原の辻遺跡、弥生後期を中心とした環壕集落であるカラカミ遺跡、埋納された中広形銅矛が発見された天ヶ原遺跡など、壱岐市を代表する遺跡の発掘調査成果を紹介します。

また、太平洋に面し九州の武器形青銅器と近畿の銅鐸が対峙するように見つかっている土佐地域についても取り上げます。

特別記念フォーラム

特別企画展の開催を記念して、講師による基調講演と討論を行います。

・高島忠平氏（佐賀女子短期大学名誉教授）
・宮里修氏（高知大学教授）
・松見裕二氏（壱岐市文化スポーツ振興課学芸員）

日時／9月28日（日）13：00～16：30
場所／東口・歴史公園センター 1階「多目的室」
定員／先着100名（当日受付）
料金／聴講無料（入園料、駐車料は別途）