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第四章 弥生時代の生活

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6.四季の暮らし(弥生カレンダー)

冬(12月~2月)

○主な仕事 麦踏み、農具の製作・手入れ、狩猟、機織等
○主な祭祀 冬至の祭祀

稲作の農閑期にあたる冬は、春にはじまる稲作のために農具の製作や手入れを行なったり、男達は狩猟に出かけたりします。女達は機織や繕い物にいそしみます。土器作りや青銅器づくりが行われるのもこの季節です。弥生時代には麦も既に栽培されていたことが、出土した炭化麦より明らかになっていることから、秋に播いた麦の生育のための農作業である麦踏みも行なわれたと推定できます。
冬は1年のうちで最も日が短くなる冬至を迎える季節でもあります。この日を境に少しずつ日足が伸びていく冬至を太陽の復活と関連づけて祝う風習は広く世界各地に見られます。日本でも宮中の大嘗祭(新天皇の即位式と稲の収穫祭である新嘗祭をあわせた祭祀儀礼)は冬至の頃に行なわれていたことが知られています。古代中国の周の時代には冬至を正月としていたことが文書に記録されています。
これらのことから考えて弥生時代の正月は冬至の頃で、その時には収穫祭にならぶ儀礼や祭祀が行なわれた可能性があります。

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