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第四章 弥生時代の生活

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6.四季の暮らし(弥生カレンダー)

春(3月~5月)

○主な仕事 稲の種播き・田植え、ヒエ、アワ、キビの種播き、麦の収穫、ワラビ・ゼンマイなどの採集、漁、貝の採集等
○主な祭祀 豊作祈願

春はまずこれからはじまる稲作のための田起こしや代かきなど、稲の種まきや田植えのための準備が行なわれます。冬の間に眠っていた田の土を掘り起こし、田に水を張り土をならします。苗代に稲の種を播き、苗を育てます。5月、育った苗を田に植える田植えが行なわれます。これら一連の農作業に先立って、豊作を祈る祭り(農耕儀礼)も行なわれたことでしょう。
弥生時代の豊作を祈る祭りがどのようなものであったか、その具体的な内容はわかりませんが、佐賀県唐津遺跡の水田畦畔からブタの下顎骨が発見されていること、9世紀初頭の『古語拾遺』(大同2(807)年、古来祭祀に携わってきた斎部の長老斎部広成が、氏族に伝承する神話と祭祀をまとめて天皇に献上した文書)に稲作のはじめの日に牛を犠牲にして捧げた様子が描かれていることなどから、ブタなど動物を犠牲にして捧げたことが指定できます。
現在でも春に行なわれるお花見も元々は春の訪れを喜び、豊作を祈るための農耕儀礼であったことが知られています。弥生時代にもお花見や草摘みなど春を祝う行事が農耕儀礼として行なわれ、ムラムラで宴会が行なわれたことも想像できます。

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