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第四章 弥生時代の生活

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3.身なり

弥生人の身なり・ファッションについて魏志倭人伝は次のように伝えています。「男子は成人も子供もみな刺青をしている。男子は冠をかぶらず木綿の布で頭を巻き、衣は幅広い布をただ結び重ねるだけで、縫うことはない。婦人は髪を結ったりおさげにし、衣は単衣のようにし、真中に穴を開けて頭を通して着るだけである。人々ははだしである。」

一般庶民の服装

魏志倭人伝の記述から弥生時代の衣服として考えられているのが、布の真中に穴をあけてここに頭を通して着る貫頭衣です。この形態の衣服は弥生文化との親近性が指摘されている東南アジアの稲作民族などが現在も日常着としています。
ただし、各地の遺跡から出土している織機から弥生時代の織布の幅は30センチ前後であることから、一幅で身幅を覆うことが出来る布幅を持ちその中央に穴をあけて頭を通して着用するという貫頭衣は製作することが難しかったと考えられます。これらのことから、2枚の布を頭と腕の出る部分を残して脇で綴り合せた形態の服ではなかったかと想像できます。

写真:貫頭衣

貫頭衣

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