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第5章 弥生時代の社会

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1.社会組織・階層

中国大陸製の青銅器を多数葬した王墓の出現

弥生時代中期前半~中頃になると福岡県糸島市三雲南小路遺跡、福岡県春日市須玖岡本遺跡など、中国大陸製の豪華な青銅器を多数副葬する王墓が出現してきます。

写真:福岡県の三雲南小路遺跡1号 甕棺墓出土金銅四葉座飾金具
福岡県の三雲南小路遺跡1号
甕棺墓出土金銅四葉座飾金具
写真:福岡県の三雲南小路遺跡1号甕棺墓出土ガラス壁
福岡県の三雲南小路遺跡
1号甕棺墓出土ガラス壁

三雲南小路遺跡では32m×31mの方形墳丘墓内の1号棺から前漢鏡35面、金銅製四葉座飾金具8個、ガラス璧(へき)8個、青銅武器4口、ガラス勾玉(まがたま)3個、2号棺からは前漢鏡22面、ヒスイ勾玉、ガラス勾玉12個、ガラス璧片などが出土しました。

須玖岡本遺跡でも、前漢鏡30面、ガラス璧片3個、青銅武器10口、ガラス勾玉などを副葬した墳丘墓が確認されています。

写真:福岡県の三雲南小路遺跡2号 甕棺墓出土ガラス製垂飾と硬玉勾玉
福岡県の三雲南小路遺跡2号
甕棺墓出土ガラス製垂飾と硬玉勾玉
写真:福岡県の須玖岡本遺跡出土の銅剣
福岡県の須玖岡本遺跡出土の銅剣

吉野ヶ里遺跡でも中期前半に墳丘墓が築造されています。吉野ヶ里遺跡の墳丘墓は南北約40m、東西約27m以上の大規模なもので、高さは現存で2.5mですが元来は4.5m以上であったと推定されています。中期後半から中頃にかけて14基の甕棺が発見されており、8基の甕棺から把頭飾付き有柄細形銅剣を含む銅剣8本やガラス製管玉79個など、被葬者の身分を示す貴重な副葬品が出土しています。

写真:吉野ヶ里遺跡北墳丘墓第1002号甕棺出土の有柄細形銅剣とガラス玉

吉野ヶ里遺跡北墳丘墓第1002号甕棺出土の有柄細形銅剣とガラス玉

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