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第四章 弥生時代の生活

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2.食料

副食物

貝塚などから出土する骨などにより動物性の食料では、縄文時代以来の狩猟・漁労によるシカ、イノシシ、アワビ、カキ、マダイ、マグロなどの野生動物や魚介類、カモ、キジなどの野鳥類が食料になっていたことがわかります。このほかに、新たに家畜として犬とイノシシを飼育し、食料としていたことが確認されています。犬は縄文時代には食用とすることはなく、人間と同様に墓をつくって埋葬していました。犬を食用にする風習は弥生時代に中国大陸や朝鮮半島から新しく渡来したものと考えられます。ニワトリも存在していたことが知られていますが、食用にした確かな証拠がありません。時をつげる動物として神聖視されていたのでしょうか。

写真:佐賀県吉野ヶ里遺跡から出土したイノシシの下顎

佐賀県吉野ヶ里遺跡から出土したイノシシの下顎

植物はモモなどの種が出土している他、ウリ類の栽培が行われていたことが土中に残る花粉の分析から確かめられています。この他、山菜やキノコ類、セリやツクシなどの食用野草も当然食料になったことが考えられます。魏志倭人伝には冬も夏も生野菜を食べると記述されています。弥生時代には既に製塩が行われていたことが明らかなことから、既に漬物のような保存食が存在した可能性も考えられます。

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