よしのがりケータイガイド


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弥生時代の武具の一つである盾は、弥生時代中期のものが大阪府鬼虎川(きとらがわ)遺跡から出土しており、その形態を知ることができます。この盾も鬼虎川遺跡出土品を参考に復元したものです。
長さは113センチ、幅は上が19センチ、下が34センチです。小さな穴をあけ麻糸を通した板を3枚組み合わせています。
中央付近には巴形(ともえがた)銅器とよばれる銅器が取り付けられています。この巴形銅器の鋳型(いがた)が吉野ヶ里遺跡から出土しています。巴形には身を護る呪力があると古代の人々は考えていたようです。戦士の身を護るための道具である盾には巴形銅器が取り付けられていたと推定できます。

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