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弥生人の顔の特徴

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これまで全国で出土した弥生時代の人骨から、弥生時代の人々の顔には二つのタイプがあることが分かっています。一つは面長タイプ、もう一つは横長タイプです。
面長タイプは身長が高く、中国黄河流域や朝鮮半島で出土した人骨と同じ特徴を備えています。横長タイプは、身長が低く縄文人と同じ形質をもった人骨です。
吉野ヶ里遺跡の甕棺から出土した人骨は、長身で面長の渡来系人骨の特徴を備えています。渡来系人骨はその顔立ちも中国や朝鮮半島に住む新モンゴロイドの人々の特徴を備えていたことでしょう。目は一重で切れ長、鼻幅が細く、唇は薄目です。
この人形の顔はこうした渡来系弥生人の特徴を基にしています。

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