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穀物倉(稲穂の倉)

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弥生時代の稲は籾の状態で発見されるものと、稲穂の状態で発見されるものがあります。奈良時代に租税として集めた米を収蔵した倉には、籾の状態で納めるものと稲穂の状態で納める倉があったことが知られています。
稲穂の倉は比較的短期間に脱穀し消費するための稲を納めるもので、籾の倉は長く備蓄するための倉でした。出土する稲から弥生時代にも2種類の米倉が存在した可能性が考えられます。
環壕集落に近い入口付近に位置するこの倉は、吉野ヶ里環壕集落の人々が食料とするための米を稲穂で貯蔵した倉であると想定しました。稲穂の倉は通気性をよくするため、草壁にしてあります。

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