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弥生人の食べ物

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弥生時代の人々はどのようなものを食べていたのでしょうか。
煮炊きに使われた甕形土器に残る炭化物などの状態や木製の柄杓の出土などから、米や麦、粟などの穀物に水を加え、雑炊のような状態にして食べていたのではないかと考えられています。この他、海や川、湖に住む魚介類、鹿、イノシシ、カモ、ガンなどの野生動物、家畜としていたイノシシ、ウリ類、モモなどの野菜や果物などを食べていたことが、各地の遺跡から出土する骨や種などから明らかになっています。魏志倭人伝には倭人は夏も冬も生野菜を食べると書かれています。既に塩は生産されていたので、漬物のようなものがあった可能性もあります。
また、同じく魏志倭人伝に「酒を好む」とあります。当時からお酒に目のない“飲ん兵衛”がいたようです。

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