スタッフ日記 詳細
《更新日》 2008年9月14日
もうすぐお彼岸です。
「今週の吉野ヶ里」でも紹介していますが、吉野ヶ里歴史公園内では水田付近の彼岸花が見頃を迎えています。
有毒で知られる彼岸花は、もとから日本に自生していたものではなく、中国からの稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まった帰化植物と考えられているそうです。開花期には葉がなく、葉があるときは花がありません。名前は秋の彼岸ごろから開花することに由来します。別の説には、これを食べた後は「彼岸(死)」しかない、というものもあるとか・・・花言葉は「悲しい思い出」というなんとも切ない言葉ですが、その他に「また会う日を楽しみに」というものもあります。来園された方々への言葉として後者を贈りたいと思います。