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スタッフ日記

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《更新日》 2020年3月25日

【吉野ヶ里散策】古代の森

 吉野ヶ里歴公園の北部には、弥生時代に造られた長さ約600m、約1000基にも及ぶ長大な列埋葬の墓地があります。現在はその半分の約300㍍、500基を、土盛りとレプリカで再現しています。その西側には森が広がっていて「古代の森ゾーン」と言います。ここは、吉野ヶ里遺跡で確認された花粉や種子などから弥生時代の樹木を推定し、整備されています


長大な墓地と古代の森


 

人が定住する以前の吉野ヶ里丘陵は、カシやシイ等の照葉樹林を中心として、コナラやクリ等の落葉樹が生えていた環境だったと考えられています。しかし、弥生時代の終わりごろには、エノキやムクノキなどの二次林(人との干渉度が高い林)が増えている事から、人口の増加によって建築材や器具材等の材料とするための伐採が進んだようです。


古代の森散策路

 

 その古代の森を再現されるために、佐賀県佐賀市富士町(嘉瀬川ダムが作られる時の水没予定地)から弥生時代の樹木に近いと考えられる樹林や草木、土壌動物等が表土ごと移植されました。
 春は新緑と木漏れ日が美しい森です。古代の森を散策しながら弥生時代に思いを馳せるのも楽しいのではないでしょうか。
 

吉野ヶ里ガイド    福田幸夫
(2020年3月21日 佐賀新聞「吉野ヶ里散策」掲載)

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