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スタッフ日記

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《更新日》 2019年11月28日

【吉野ヶ里散策】火起こしと炎

火の大切さ、怖さ体験
 

吉野ヶ里公園の人気体験プログラムに「火起こし」があります。「舞いきり」と「火きり臼」という木製の道具で火種を作り、麻ひもをほぐしたものに引火させ、火を起こします。ただ、この体験は天候状態に左右されます。まず、雨の日は湿度が高く道具がしけってしまい、なかなか火種が起きないので中止になります。また、風の強い日も中止になります。それは、できた火種や燃えた麻が風に飛ばされ、やけどや火災を発生させる可能性があるからです。常に、消火用の水や消火器は準備しているものの、あえて危険は冒せません。この体験でできる火種は、米粒大ですが、これを麻に引火させた瞬間、ボッと炎が噴き出します。ここでお客様からは歓声が上がります。火種を作るのがとても大変なのと、劇的な炎の発生によるものです。


                          発火した瞬間




でも、そこで大切なことを忘れてはいけません。それは、小さな火が一瞬で大きな火に変わるという恐ろしさです。写真の火種は本当に小さい火ですが、大きな力を潜めています。火は必要なものですが、同時に火を甘く見てはいけないという事を理解する体験となっています。


                       できた火種

 

吉野ヶ里ガイド   福田幸夫
(2019年11月23日 佐賀新聞「吉野ヶ里散策」掲載)

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