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 吉野ヶ里歴史公園

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ホーム > スタッフ日記 > 【吉野ヶ里散策】稲刈りとハンノキ

スタッフ日記

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《更新日》 2019年11月8日

【吉野ヶ里散策】稲刈りとハンノキNEW!

稲架掛けの喜び


 吉野ヶ里歴史公園の稲刈りも、今月中旬に無事終わりました。吉野ヶ里遺跡からは水田は発見されていませんので、公園内の水田は仮に作ったものです。でも、古代米が毎年よく実っています。田植えや稲刈りの時には一般参加の家族の方や地元中学生も参加します。今は、刈り取り後の稲の乾燥のために稲架(はさ)掛けされています


吉野ヶ里の稲架掛け
 

 

 吉野ヶ里の水田の傍らにはハンノキが並んで植えられています。ハンノキと水田には深い関係があり、昔は稲架掛けにハンノキが多く利用されました。一列に並んだハンノキに竿(さお)を渡し、そこに稲を掛けていきます。何段も掛けると稲の壁ができたような感じだったそうです。吉野ヶ里遺跡からはハンノキの種子が発掘されていますが、弥生時代に同じ使い方をしたのかは分かりません。




水田の傍らのハンノキ


 また、弥生時代は稲穂の部分を刈り取る穂刈りだったようですから、稲架掛けも今のイメージとはちょっと違うかも知れません。ですが、稲架掛けが沢山できた時の喜びは、どんなだったでしょうか。きっと豊作への感謝のお祭りが行われたのではないかと思います。


           

吉野ヶ里ガイド   福田幸夫
(2019年10月26日 佐賀新聞「吉野ヶ里散策」掲載)

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