弥生人の声が聞こえる
 吉野ヶ里歴史公園

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スタッフ日記

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《更新日》 2014年6月21日

スタッフ日記【夏のきざし】

 本日6月21日は『夏至』。一年で最も昼の長い日です。
吉野ヶ里にとって『夏至』と『冬至』は少し特別な意味合いを持っています。

北内郭に「東祭殿」と名付けられた建物があります。
発掘調査時の遺構を元にに建てられた建物ですが、『夏至』の日の出と
『冬至』の日の入りの位置を結んだ線上に建ち、建物の向きも合わせてある
ことから、吉野ヶ里の弥生人が太陽の動きを把握していたと推定されています。

稲作が始まったとされる弥生時代、太陽の動きで一年の時期を把握して
いたということは重要なことですので、『夏至』と『冬至』は重要な日なのです。
ただし、『夏至』の日の出は梅雨のこの時期、なかなか確認するのがむずかしい
のですが。
現在公園では『冬至』(12月21日前後)には夜間開園し、「ライトアップイベント
吉野ヶ里 光の響」を開催しています。

そんな「夏至」を迎えた園内では夏を迎える風景が作られつつあります。
湿地では『蒲(がま)』の穂が出てきました。
今回初めて知りましたが、上の部分が雄花、下の円柱形が雌花のかたまりに
なっているそうです。
また、蒲の周囲には「ハラビロトンボ」が飛び交っています。
地域によっては保護を必要されている種とのことですが、園内では数多く
見られます。

ベニバナの畑も開花が進みだしました。
早咲きで栽培した畑は咲き終わりですが、その3倍7500㎡の畑の開花が
始まり、6月末頃に見頃を迎えそうです。
気温が高い時期は一斉に咲く傾向がありますので、見頃の時期が短くなる
ことが考えられます。
見学をご計画の方はお早めにご来園ください。

6月も残り10日あまり。夏の風景をつくる植物や虫たちの営みは着実に
進んでいるようです。

蒲(がま)

▲蒲(がま)

ハラビロトンボ

▲ハラビロトンボ

黒いのはオスだそうです

▲黒いのはオスだそうです

ベニバナの畑

▲ベニバナの畑

開花進度、早いです

▲開花進度、早いです

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