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スタッフ日記

最終更新情報

《更新日》 2018年10月17日

【吉野ヶ里散策】「倉と市」 市場開かれた倉庫群NEW!


「倉と市」 市場開かれた倉庫群

南内郭の物見やぐらから西側を見ると、一段低い場所に高床の建物が集中して建ち並んでいるのが見えます。「倉と市」と呼んでいる高床倉庫群です。平成元年、吉野ヶ里遺跡が大騒ぎになった時、すでにそこは高床倉庫群である事がわかっていました。中には、床の広さが4メートル×7メートルもある巨大なものも発見されていて、その規模の大きさに驚きました。しかも、建物は規則性を持って並んでいますので、建物の配置を最初から考えて設計されたものと思われます。また、中央付近には倉庫を見渡すような二階建ての建物があり「市楼」と呼ばれています。魏志倭人伝には国々に市があった事が記述されていることや、古代中国の「塼」というレンガに市場の様子が描かれていたものがあり、その建物の配置が吉野ヶ里の倉庫群に似ていることなどから、ここで市が開かれたのではないかと考えられています。

また、南内郭寄りにあり、城柵で囲まれた一列に並ぶ巨大な倉庫群は吉野ヶ里のクニとしての特別な倉庫だったようです。物見やぐらからは、そんな「倉と市」の集落の様子が良くわかります。


吉野ヶ里ガイド   福田幸夫
(平成30年10月13日 佐賀新聞「吉野ヶ里散策」掲載)

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