弥生人の声が聞こえる
 吉野ヶ里歴史公園

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吉野ヶ里遺跡の紹介

吉野ケ里での森の移り変わり

土壌中に含まれる有機質の変化、種子・花粉、又は出土した木製品等を分析したところ、吉野ヶ里遺跡では、次のような森の移り変わりがあったと考えられています。

弥生時代のはじめ頃

弥生時代のはじめ頃

弥生時代の初め頃は、コナラ等の落葉樹が急速に減少し、ススキ等が増え、樹木の伐採とともに、草地が広がっていたと考えられます。カシの花粉には大きく変動せず、山地ではカシを中心とした常緑樹林から大きく変化していなかったと考えられます。
また、クワの花粉が増大していることから、絹をつくるため人工的にクワ栽培が始められたようです。

弥生時代の終わり頃

道具

 

弥生時代の終わり頃

弥生時代の終わり頃は、低地ではイネの植物体や花粉が増えており、水田稲作が本格的に始まったと考えられます。エノキやムクノキが増えていることから、人口の増加により、建築材や器具類などのために伐採が進んだと考えられます。
エノキ・ムクノキは、二次林と呼ばれ、原生林が伐採や災害によって破壊された後、自然に、または人為的に再生した森のことです。

このように、人間が移り住み、森林を伐採することで、森の姿が徐々に変わっていったと考えられます。
古代の森ゾーンは、脊振の山地から続く北側は、縄文時代から弥生時代前期にあったと考えられる常緑樹林とし、南側にかけては弥生時代の終わり頃の落葉樹が混じり、一部にはススキ等の草地が広がるような植栽を目指しています。

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