弥生人の声が聞こえる
 吉野ヶ里歴史公園

  • ENGLISH
  • 韓国語
  • 中国語
  • 文字サイズ
  • 文字サイズを大きくする
  • 文字サイズを小さくする
  • 文字サイズをリセットする

ホーム > 吉野ヶ里遺跡の紹介 > 吉野ヶ里遺跡から出土した木製品

吉野ヶ里遺跡の紹介

吉野ヶ里遺跡から出土した木製品

吉野ヶ里遺跡の西側沖積地部分の発掘調査では、丘陵上の遺構からは普段見つけることのできない木製品が多数出土しました。出土した木製品には、鋤(すき)や鍬(くわ)、鎌(かま)、斧、臼(うす)、杵(きね)などの農耕具のほか、容器やネズミ返しなどの建築部材も多数見つかっています。
鋤や鍬などの耕す目的に使われる農具は、アカガシなどの堅牢な木材がその材料として用いられています。また杓子や取手付きの容器の中には、木目がしま模様に見えるチシャノキが使われるなど、それぞれの目的や用途に応じた木材が選択されるようです。
また、木の道具は、木そのものを道具として使うこともありますが、斧柄や鋤先など石や鉄などの鋭利な道具と組み合わせて使用する場合もあります。鋳型鉄斧用の組合せ式斧柄は、ほぼ完全な形でみつかり、斧柄の構造が分かる貴重な発見例です。
木でつくられた祭祀具も発見されています。剣や戈を模倣した武器形木製品のほか、当時使われていた船を写した船形木製品などがあります。この船形木製品は、船首と船尾がそり上がったいわゆる「ゴンドラ」の形をしています、このゴンドラの形をした船は、これまでのところ発見されていませんが、銅鐸や土器に描かれた例があり、弥生時代に使用されていた船をモデルに製作されたと考えられています。この船形木製品のヘリには、櫂座(かいざ)の表現とみられる凹凸もみられます。
吉野ヶ里遺跡でみつかった木製品は、これまで200点をこえますが、未成品は2点しかなく、製品の数が多いことが特徴として挙げられます。

タモ出土状況

▲タモ出土状況

ねずみ返し出土状況

▲ねずみ返し出土状況

柱材出土状況

▲柱材出土状況

木製の農具

▲木製の農具

ページの先頭に戻る