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 吉野ヶ里歴史公園

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吉野ヶ里遺跡の紹介

髪形・装飾品・履物

髪形

吉野ヶ里遺跡の甕棺から美豆良(ミズラ)を巻いた頭髪が出土し、成人男性は美豆良をゆっていたことが確認されました。

倭人伝の記述によれば男性は布を巻いていたことになります。女性は髪を結ったりお下げにしていると記述されています。

『古事記』でヤマトタケルが女装してクマソタケルに近づく記述「乙女のように髪をお下げにして」と言う表現があることや多くの民族事例で女性が既婚が未婚かにより髪形を変えると未婚者はおさげ髪を結った可能性が考えられます。

女性司祭者は『魏志倭人伝の卑弥呼に関する記述などから未婚であったと考えられるため、おさげ髪であったと想定しました。

装飾品

主な装飾品として翡翠やガラスの玉(管玉、曲玉)からなる首飾り、銅製、ゴボウラ貝などの南海産の貝を使用した腕輪、簪、櫛などの髪飾りがあげられます。櫛は髪をとめる目的の他に頭髪の清潔を維持するために梳る機能を持っていたと考えられます。
『古事記』等の記述によると男性も櫛を髪に挿していた可能性があります。この他、剣などの武器類は男性の身分を示す威信材として身につけられていた可能性があります。

履物

『魏志』倭人伝では裸足であると描かれていますが、吉野ヶ里遺跡をはじめ北部九州の遺跡では板を浅く刳った木製履物と考えられる遺物が出土しており、上位身分の人々の履物として中国の例から革製の沓を想定しています。