弥生人の声が聞こえる
 吉野ヶ里歴史公園

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吉野ヶ里遺跡の紹介

発掘調査

吉野ヶ里遺跡では北部九州の佐賀県・福岡県を中心に発達した弥生時代の墓である甕棺墓が数多く発見されています。その数は遺跡全体で3,100基を超え、なかでも丘陵尾根上には1,500基以上の甕棺墓からなる墓列が形成され、その規模は600mにも及びます。

この甕棺墓列の発掘調査は1986(昭和61)年から1988(昭和63)年にかけて実施しており、「頭部がない成人男性の人骨」や「9個の貝製腕輪を装着した少女の人骨」などが埋葬された甕棺墓が発見されました。また弥生人が身につけていた衣服の一部である絹織物片、毛髪、管玉や勾玉、鉄製品など多くの遺物も出土しています。

その後、2004(平成16)年から2007(平成19)年にかけて墓列北部の発掘調査を実施しました。調査の結果、この一帯では南北にのびる600mの甕棺墓列と交差して、別の墓列が東南方向にのびていることが確認されました。また、この調査区域の一画では、列埋葬に多くみられる甕棺よりも古いタイプの甕棺がまとまって出土しました。これらの甕棺には、吉野ヶ里丘陵上に大規模な墓城が形成される以前に、この一帯で生活をしていた人々が埋葬されたものと思われます。

貝の指輪

鉄製品など