弥生人の声が聞こえる
 吉野ヶ里歴史公園

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吉野ヶ里遺跡の紹介

葬られた人々

甕棺に葬られた人々の中には頭部がないもの、肩や腕に刀傷(かたなきず)を受けた跡があるもの、腹部に10本もの矢を打ち込まれているものなど、当時の社会の様子を知る手がかりとなるものが見つかっています。一般的には戦争の犠牲者と言われていますが、例えば10本の矢を打ち込まれた人は腹部に集中しており、激しく動き回る状況の中でこれほど性格に集中して打ち込むことは不可能だと思われること、打ち込まれた10本の鏃(やじり)が様々な材質や技法で作られたものであることなどから、戦争の犠牲者とは思えないと言う考え方もあります。当時は王もリーダー層も一般の人々も皆甕棺に葬られていると考えられますが、甕棺の大きさや副葬品、葬られている場所などに違いがあったり、朱が塗られているものもあり、こうした違いが身分の差を表していると考えられています。

甕棺内の小児人骨(貝製指輪を装着)

大腿骨骨折が治癒した人骨